歯石除去
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歯の表面やポケットの中の歯石の除去をスケーリングといい、
歯石を取ったあとのざらざらした歯の面を平らにすることを
ルートプレーニングといいます。
これらの処置は常に歯周病の治療の基本になります。
軽度の歯肉炎の場合、一回1時間として二回、
重度の歯肉炎では四回ほどかかります。
軽度の歯周病の場合は、約2ヶ月間、
重度になると3ヶ月から6ヶ月ほどかかる場合もあります。
歯石除去の後は、歯がしみたり、
少しグラグラと動きだす場合があります。
これは、細菌で覆われていた歯から
歯石を除去した後の一時的な現象です。
歯が少し動き出しても、歯肉の炎症が改善されるにつれ、
徐々にもどるので心配はいりません。