歯根膜
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歯根膜は線維が集まってできたような構造をしており、
硬いものを噛んだ時の衝撃が直接でも顎に伝わらないように、
クッションの役割をしています。
また、歯根膜には知覚神経が通っていて、
歯ざわりや歯ごたえを感じとり、固いものは強く、
柔らかいものは弱く噛めるようになっています。
このため、柔らかいものばかりを食べていると、
強い力で噛む力がおとろえ、やがては柔らかい
ものしか噛めなくなってしまいます。
また、歯が1本でも抜けた時に、それをそのまま放置しておくと、
それに対応する歯には、まったく力が加らなくなるため、
その歯の歯根膜や骨がおとろえてきます。