歯周病とビタミン
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ビタミンは、生体の正常な発育や健康を
維持するために不可欠な物質です。
中でも、ビタミンAが欠乏すると、口の中の粘膜が
非常に固くなって、口の中が乾きやすくなります。
一方、ビタミンAが多くなると、
口の中の上皮の表面が薄くなってきます。
ビタミンB12が欠乏しますと貧血を起こし、
ビタミンCとKが欠乏しますと出血しやすくなり、
いったん出血すると止まらないといったことが起こります。
ビタミンCは喫煙によって非常に消耗されます。
こうしたことから、ビタミンの欠乏は、糖尿病と同じように、
細菌の感染が起こりやすい状態をつくるため、
歯周病の進行も早めることになります