歯ブラシの選び方
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歯ブラシは年齢や用途に応じて選びます。
年齢別には、乳児用歯ブラシ・幼児用歯ブラシ・
学童用歯ブラシ・成人用歯ブラシなどがあります。
用途別にも、義歯用歯ブラシ・矯正治療用歯ブラシ・
インプラント用歯ブラシなどがあります。
また、歯ブラシだけで充分な効果が期待できない時は、デンタ
ルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具も併用しましょう。
また、刷毛は乾燥しやすく、
適当な強度と弾性を持ったものが良いでしょう。
毛のかたさは、かたい・ふつう・やわらかいの
3種類がありますが、やや硬めのものをおすすめします。
しかし、歯ぐきが腫れている時などは、
傷を付けないように軟らかめのものが良いでしょう。
一般に、刷毛の脇腹を使うブラッシング法
(ローリング法・スティルマン法・チャーターズ法)では、
毛の長さは10〜12mmのものを使用します。
最近は毛先を使うブラッシング法(横みがき法・縦みがき法・
スクラッピング法・フォーンズ法・バス法)が重視されており、
毛の長さも10mm以下と短くなっています。
ブラシ部の大きさは、
人差し指と中指の二本を合わせたぐらいの
長さが良いとされています。
長すぎると、細かいところに届きません。
通常は平坦型(ストレート)が良いでしょう。
これ以外に凹湾型、凸湾型、山切り型などもあります。
お口の状態に合わせて、
最もブラッシング効果の高いもの選びましょう。
かかりつけ医に自分に合った歯ブラシを
教わることもおすすめです。