前歯の表の磨き方
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前歯の表側、つまり唇の側は、
歯並びに問題さえなければ、みがき易く、
効果を鏡で確認し易い場所です。
歯面の平らな部分は、毛先全体を歯面に90度にあてて、
左右方向(横みがき法)、上下方向(縦みがき法)、
円弧運動(フォーンズ法)でみがきます。
歯のつけね部分(歯頚部)は、毛先やわきを使って、
加圧しながら小刻みな振動運動させます。
1〜2本ずつみがいて下さい。
つけね部分(歯頚部)のプラーク除去と
歯肉マッサージが目的です。
歯と歯の接する部分(隣接面)は引っ込んだ場所なので、
毛先のわき(サイド)を押し込むようにしてみがきます。
一カ所づつ、みがきます。隣接面は食物残渣が停滞し易く、
虫歯の好発部位です。
歯ブラシで取れないときは、デンタルフロスを使って下さい。