後遺症と転移
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口(口腔)の機能は食物を噛み砕き、飲み込み、
食物を味わい、言葉をしゃべったり、鼻とともに呼吸路として
人間が生きていくうえで最も重要な役割をしています。
治療によって、こういった機能の一部が
損なわれることがあります。
これらの機能障害や顔貌の変化は形成外科的手術の導入や
術後の入れ歯(義歯)の装着によりかなり改善されます。
術後は定期的に厳重な経過観察が必要です。
必要に応じて血液検査、組織検査、
エックス線撮影など画像診断を行います。
口腔がんも他のがんと同じように転移します。
一番多く見られるのおとがい下リンパ節、顎下リンパ節、
頚部首筋のリンパ節(以上領域リンパ節)です。
その他では肺に転移します。