地図状舌

    良性の移動性舌炎のことを地図状舌といい、
    舌表面に不規則な斑点模様が地図状に現れます。

    地図状舌の原因は不明ですが、
    アレルギーが一因となることもあります。

    他の原因としては、熱い食べ物、香辛料、酒、
    タバコなどによる舌の局所的な刺激が考えられます。
    舌表面の模様が極めて急速に変化することもあります。

    この模様は、舌の小乳頭状突起(舌表面にある小指のような
    小さい突起)の欠如により舌の一部が平坦化されたものであり、
    それによって地図状の外観となります。

    小乳頭状突起の欠如した部分を露出部分と呼びます。
    露出部分は1ヶ月以上存続することもあります。
    軽度の痛みが舌に起こることがまれに報告されています。

    地図状舌を起こしやすい人は、局所的な刺激
    (熱い食べ物、香辛料、酒、タバコなど)を避けてください。
    特に有効な治療法はありません。

    10日以上治らなかったり、舌の膨張がひどいため呼吸、
    発声、咀嚼、嚥下が困難であるときは、主治医へ連絡します。

    呼吸障害になれば応急処置をします。