唾石症の治療

    治療方法は、唾石がどこにあるのか、
    また何個あるのかによって変わってきます。

    唾石が自然に外へ出てくることもたまにありますが、
    通常は治療が必要です。

    顎下腺の場合は、出口に近い管にあれば、
    舌の下にあるその管を切って唾石を取り出します。

    顎下腺内部にありしかも複数個ある場合は、
    あごの下から切って顎下腺全体を摘出することもあります。

    耳下腺の場合も、
    1個だけなら皮膚を切って唾石だけを取り出しますが、
    内部に多くある場合は耳下腺全体を摘出します。

    その際、耳下腺のところを顔面神経が通っているので、
    神経麻痺の可能性がゼロではありませんが、
    経験豊富な口腔外科医や耳鼻咽喉科医なら危険は少ないです。

    腎臓結石などでは、体の外から衝撃波を当てて石を
    破砕してしまう治療方法がありますが、唾石の場合は、

    脳や目など衝撃に敏感な器官がすぐそばにあるため
    技術的に難しく、まだ研究段階の治療法です。