唾石症
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唾液腺の中にできる石を唾石(だせき)といいます。
この唾石により唾液がうまく流れなくなると、
唾液腺が腫れたり痛みが出て、細菌が感染すると
化膿して膿が出てくることがあります。
唾石症はさほど多くはありませんが、
特に珍しい病気でもありません。
唾液を分泌する器官の総称を唾液腺といいます。
その大きなものとしては、耳下腺(じかせん)、
顎下腺(がくかせん)、舌下腺(ぜっかせん)と、
顔のほぼ左右対称に三種類あって、
三大唾液腺と呼ばれています。
この三大唾液腺で、唾液分泌量全体の約90%を
占めるといわれています。