歯周病の3S
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歯周病の特徴には3つのSがあるという言葉を
聞いたことのあるひともいると思われますが、
この言葉は以下のような意味を含んでいます。
Silent disease(沈黙の病気)
歯周病は、痛みもなく静かに進行していく病気です。
自覚症状に乏しく、放置してしまうケースが多く、症状に気がつ
いたときにはかなり進行した状態に陥っていることがあります。
Social disease(社会的な病気)
歯周病というと中高年からの病気と思われがちですが、
多くの国民がかかっている社会的な病気です。
30歳以上の成人の8割以上が歯周病にかかっています。
また、最近では小中学生など若年層にまで
広がりを見せています。
Self controlable disease(予防できる病気)
歯周病は自分自身のケアで予防することのできる病気です。
毎日のプラークコントロールに加えて、歯科医院で定期健診や
プロフェショナルケアを受けることで、歯周病予防が可能になります。
このようなことを意識した生活習慣は、
一生自分の歯を守ることにつながります。